抵触日更新処理(個人単位)について

概要

抵触日更新処理をすることで、[スタッフマスタ]-[詳細]-[抵触日]に得意先・組織の抵触日を自動で登録できます。すでに登録されている受入開始日、抵触日は変更できませんので、変更が必要な場合は[スタッフマスタ]-[詳細]-[抵触日]より変更を行ってください。
処理の対象となるのは、以下の案件となります。

  • [案件入力]-[組織NO]が設定されている。
  • 案件ステータスが[システムマスタ]-[運用設定]-[コンプライアンス]-[対象案件ステータス]でチェックが付いている。
  • 上記の条件を満たしたうえで[システムマスタ]-[運用設定]-[コンプライアンス]-[対象配置ステータス]でチェックが付いている配置ステータスにて、スタッフが配置されている。

[抵触日更新処理(個人単位)]の実行タイミングは、[案件入力]でスタッフを配置した後となります。

 

タブ名 説明
抽出条件 抵触日更新処理(個人単位)の出力条件を指定します。
抽出結果 抽出条件に紐づく結果が表示されます。

 

 

抽出条件

WS000000.PNG

No 項目名 項目説明
対象年月日 対象年月日を範囲指定します。

 

 

抽出結果

WS000001.PNG

項目名 項目説明
区分 判定区分を表示します。(新規受入/クーリング)
新規受入の場合、抵触日データを新規作成します。
クーリングの場合、既に登録済みの抵触日データを判定し、クーリングに該当する場合はクーリング日が自動で登録されます。
判定の結果、抵触日≦クーリング日となった場合は、処理の対象外となります。(対象チェックが不活性)

本処理でのクーリング判定は以下となります。
① 抽出条件-就業年月の1日>[スタッフマスタ]-[詳細]-[抵触日]-[受入開始日] 
[スタッフマスタ]-[詳細]-[抵触日]-[クーリング日]が未設定 
③ 最終就業日から判定基準日が 3 ヶ月+1 日以上経過している。

最終就業日:[スタッフマスタ]-[詳細]-[抵触日]-[(運用前)最終就業]と、抽出条件-就業年月1日の前日以前の、MAX(勤怠-最終就業日または案件スタッフの就業終了日)の大きい値の方で判断する。
判定基準日:勤怠データの有無によって以下となります。
抽出条件-就業年月に該当する勤怠データがない場合、抽出条件の就業年月の1日
抽出条件-就業年月に該当する勤怠データがある場合、MIN(勤怠-最小就業日または 案件スタッフの就業開始日)
契約NO 契約NOを表示します。
判定区分が新規受入の場合、基となる配置データの契約NOとなります。
判定区分がクーリングの場合、[スタッフマスタ]-[詳細]-[抵触日]に登録済の契約NOとなります。手動で抵触日データを登録した場合は、空白表示となります。
受入開始日 受入開始日を表示します。入力不可です。
スタッフの初回就業日がセットされます。
抵触日 抵触日を表示します。入力不可です。
受入開始日より、3年後の日付がセットされます。
クーリング日

クーリング日を表示します。入力不可です。
判定区分が新規受入の場合、常に空白表示となります。
判定区分がクーリングの場合、最終就業日から 3 ヶ月+1 日の日付がセットされます。
クーリングとみなすケースについては詳細は[抵触日更新処理]-[個人単位の抵触日の考え方]をご確認ください。