概要
[メール一括送信]及び[メール受信]を利用する場合のメールアカウント(受信POP、送信SMTPのメールサーバー)を設定します。貴社がスタッフ・得意先・応募者へメールを送る際に使用しているメールアカウントの登録を推奨いたします。メールアカウントは複数登録することができます。
タブ名 | 説明 |
共通項目 | メールアカウントNOなどが表示される画面です。 |
POP設定 | メール受信に必要な情報を登録するタブです。 |
SMTP設定 | メール送信に必要な情報を登録するタブです。 |
その他 | メール送受信時の条件等を登録するタブです。 |
項目説明
共通項目
No | 項目名 | 項目説明 |
① | 検索 | [メールアカウント検索]を表示します。 |
② | アカウント名 | メールアカウントの名称を任意に設定できます。 |
POP設定
No | 項目名 | 項目説明 |
① | メール受信対象とする | チェックを付けると、POPサーバーに関する設定が入力可能となります。 デフォルトはチェックが付いた状態です。 |
② | POPサーバー名 | 受信メールサーバーを指定します。 |
③ | POP ポート番号 | 通常は 110 を設定します。プロキシサーバ経由でメールの送受信を行う場合などに、変更の必要があります。 |
④ | POP サーバー接続時にTLS を使う | チェックを付けると、[SMTP 設定]-[通信方法]で「TLS/SMTP over SSL」を使用する設定にした場合も、メール受信が可能となります。 |
⑤ | ユーザ ID/パスワード | メールサーバーへログインするアカウント情報を設定します。 |
⑥ | 受信したメールは削除する | チェックを付けた場合、スタッフエクスプレスでメールを受信すると同時に、メールサーバの該当受信メールは削除されます。 |
⑦ | エラーメールのみ受信する | チェックを付けた場合、エラーメール以外は受信しなくなります。 |
⑧ | 連絡記録に展開する | 「メール受信対象とする」にチェックを付けた場合に、選択可能となります。 チェックを付けた場合、受信したメールを連絡記録として連絡記録入力へ登録します。デフォルトはチェックが外れた状態です。 |
⑨ | 連絡区分 1~3 | 「連絡記録に展開する」にチェックを付けた場合に、選択可能となります。 受信したメールを連絡記録として登録する際の、連絡区分の値を指定します。TO、CC、FROM によって、登録する連絡区分を設定できます。 |
⑩ | 連絡ステータス | 「連絡記録に展開する」にチェックを付けた場合、受信したメールを連絡記 録として登録する際の、連絡ステータスの値を指定します。 TO、CC、FROM によって、登録する連絡ステータスを設定できます。 値は、[区分マスタ]-[連絡記録入力]-[連絡ステータス]にて登録します。 |
⑪ | 添付ファイルを保存する | 添付ファイルを保存する場合にチェックを付けます。 デフォルトはチェックが付いた状態です。 |
⑫ | メール保存先 | メール受信時の保存先フォルダを指定します。 メール保存先に保存されたメールは[メール受信]で見ることができます。 [メール保存先]にローカルなど他の方がアクセスできないような場所を登録した場合、メール受信の内容が他の方から見ることができなくなりますので、共有されているフォルダを登録することを推奨しています。 |
SMTP設定
No | 項目名 | 項目説明 |
① | SMTP サーバー名 | 送信メールサーバーを指定します |
② | SMTP ポート番号 | 送信メールサーバーのポート番号を指定します。セキュリティ等で変更が必要ですが、使用可能なポート番号は以下になります。 ・25:Simple Mail Transfer Protocol(一般的なメール送信ポート) ・465:SMTP over SSL 【注意】 ・587:TLS ただし、ポート番号で 465 を指定した場合は、STARTTLS([接続の保護])や認証方式に[通常のパスワード認証](表記はプロバイダ等により異なります)以外を使用する場合は使用できません。 また、通信方法も併せて選択します。(空白/TLS/SMTP over SSL) |
③ | エンコード | メール送信時の文字コードを選択します。 |
④ | 送信者名 | 名前を入力します。ここに入力された送信者名は、メールアドレスと対になって、送信メールの差出人欄に設定されます。 |
⑤ | メールアドレス | メールアドレスを入力します。ここで入力されたメールアドレスは、送信メールの差出人欄に設定されます。 |
⑥ | Reply-To |
返信を受け取りたいメールアドレス(送信先アドレス)を入力することで、 送信元メールアドレスとは異なるメールアドレスで、メールの返信を受け取る場合に使用してください。 |
⑦ | CC | メールアドレスを入力します。ここで入力されたメールアドレスは、メール一括送信時に[CC]として送信されます。 |
⑧ | BCC | メールアドレスを入力します。ここで入力されたメールアドレスは、メール一括送信時に[BCC]として送信されます。 |
⑨ | 署名 | メールに付与する署名を設定できます。複数の設定はできません。 |
⑩ | POP before SMTP 認証 | プロバイダの SMTP サーバーが[POP before SMTP]の機構をサポートしている場合、メール送信の前に一旦受信メールサーバーに接続するように指定できます。 |
⑪ | SMTP 認証 | SMTP サーバーが SMTP 認証をサポートしている場合、チェックすることでそれを利用することが出来ます。使用可能な認証方式としては、LOGIN、PLAIN があり、どれを使用するか選択することができます。 通信方法で[TLS][SMTP over SSL]を選択した場合は、必ずチェックが付きます。また、[TLS]を選択した場合は、[LOGIN]のみ選択可能です。 [メール受信対象とする]のチェックを外し、SMTP 認証のチェックを付けた場合、ユーザ ID/パスワードは必須となります。 |
その他
No | 項目名 | 項目説明 |
① | 警告MSG時間帯 | 警告メッセージを表示する時間帯を指定します。ここで指定した時間帯にメール送信が行われようとした場合に警告メッセージを表示します。 |
② | 1回の送信上限件数 |
1回の送信で送信可能な件数を指定します。流量制限に注意して設定して下さい。 メール一括送信の1つの送信管理NOで送信できる件数となります。画面右側で選択しているスタッフのメールアドレスの数をカウントしています。 |
③ | 1回の送信処理件数 |
1回の送信で送信する件数を指定します。流量制限に注意して設定して下さい。 [送信(F11)]を押下した際に、メールサーバーに一度に送信するメールの件数を指定します。スリープ間隔と併用して件数を指定してください。 |
④ | スリープ間隔 |
メール送信時の送信間隔を指定します。流量制限に注意して設定して下さい。 多くのメールを送信した際に、1回の送信処理件数で指定した件数まで送信を行った後、スリープ間隔で指定した間隔を置いてから、続きを送信する処理を繰り返します。 |
⑤ | 添付ファイルを使用する | メール一括送信で添付ファイルを使用する場合にチェックを付けます。チェックを付けた場合、メール一括送信画面に添付ファイルのPATH指定欄が表示されます。 |
⑥ | 表示区分 | 以下画面でメールアカウントを表示するか否か選択します。 ・[メール一括送信]-[送信元アカウント] ・[メール受信]-[抽出条件]-[受信元アカウント] |
⑦ | 送信の宛先に宛先名称を含める | チェックを付けると、メール送信時の宛先に宛先名称を含めて送信します。 デフォルトはチェックが付いた状態です。 |
⑧ | RFCに準拠していないメールアドレスを送信可能とする |
チェックを付けると、メールアドレスの@の前を[“”(ダブルクォーテーション)]で囲み、フューチャーフォン(ガラケー)で本来使用できないようなメールアドレス等でも送信可能にします。 デフォルトはチェックが付いた状態です。 ※送信により何かしらのエラーが発生する場合は、本設定をOFFにしてご確認ください。 |
⑨ | 「送らない」スタッフへメールを送信可能とする | チェックを付けると、スタッフマスタ上で メールアドレス1、2が[送らない]となっているスタッフに対し、メールを送れるようになります。 デフォルトはチェックが外れた状態です。 |
⑩ | 送信結果通知 | 送信結果の通知画面の制御を指定します。 [常に出力する]:送信成否にかかわらず、送信結果画面を表示します。 [常に出力しない]:送信成否にかかわらず、送信結果画面を非表示にします。 [失敗のみ出力する]:送信が失敗した場合のみ、送信結果画面を表示します。 |