得意先マスタについて

6分でわかる!かんたん動画解説


(再生時間 6:46)

 

 

概要

得意先を登録します。請求に関わる項目(請求書の発行、請求明細書のレイアウト、入金情報等)や、事業所単位の抵触日情報の登録が可能です。また、案件や勤怠等、該当の得意先に紐付く登録内容を得意先マスタの画面から閲覧できます。

タブ名 説明
共通項目 得意先の基本情報を登録する箇所です。
概要 得意先住所や請求書の送付先などを登録するタブです。
詳細 得意先と紐づく組織の確認や抵触日などを登録するタブです。
就業現場 得意先と紐づく就業現場の情報を確認するタブです。
算出 請求金額の端数処理や丸め設定、労働時間制度の設定などを登録するタブです。
与信 得意先の与信情報を確認するタブです。
請求 請求に関する情報を設定するタブです。
入金 入金の方法や入金サイトなどを登録するタブです。
担当者 得意先の各種担当者を登録するタブです。
備考 任意の備考を登録するタブです。
実績 得意先の案件実績や請求関係の実績、連絡の履歴などを確認するタブです。
ファイル 得意先に関連するファイルを登録するタブです。

 

 

共通項目

共通項目.png

No 項目名 項目説明
得意先NO

得意先NOを入力します。得意先NOは、親番+枝番のNO体系となります。枝番の運用方法についての詳細は得意先マスタ-枝番の運用についてをご確認ください。
初期値としたい値をあらかじめ入力した得意先を、既定得意先として登録することができます。詳細は[システムマスタ]-[運用設定]-[得意先・就業現場マスタ]-[既定得意先NO]をご確認ください。

担当者NO 得意先を担当する方の担当者NOを入力します。初期値は、ログイン担当者となります。担当者として登録できるのは[スタッフマスタ]-[詳細]-[ログイン]-[権限(操作)]が設定されているスタッフのみとなります。
ワークフロー 得意先データの承認状況を表示します。
ワークフローの表示は[システムマスタ]-[運用設定]-[得意先・就業現場]-[ワークフローを使用する]にチェックを付けることで設定できます。
ワークフローの承認状況は以下の通りです。
  • [空白]の場合、未申請の得意先データです。[申請]へ変更の上、[登録(F2)]を押下し申請してください。
  • [申請]の場合、未承認の得意先データです。承認権限がある方に[承認]を依頼してください。
  • [差戻]の場合、差戻された得意先データです。再登録(変更)・削除が可能です。
  • [承認]の場合、承認された得意先データです。得意先データが承認されると[案件入力]が可能です。

承認権限を持たない担当者は[申請]と[差戻]のみ登録できます。[承認]を選択し[登録(F2)]を押下した場合、「承認権限がありません。」というメッセージが表示され承認できません。
承認権限の付与は[権限マスタ(操作)]-[カテゴリ名:管理]-[プロセス名:承認(得意先)]で設定が可能です。承認操作方法は[承認(得意先)]をご確認ください。

取引状況 取引状況を選択します。
取引期間 取引期間を入力します。
新規で案件入力を行った場合、取引期間(開始)に就業開始日が表示されます。
終了取引期間が設定されていた場合、その期間を過ぎると案件を登録できなくなります。
取引状況理由 取引状況理由を入力します。
証憑(F11)

[証憑ファイル]の画面が開きます。
名刺や抵触日通知書など、得意先から取得した画像ファイル等を保存することができます。
証憑ファイルの登録の有無に応じて、ファンクションキーの表示が以下の通り変わります。

  • 登録がない:[証憑:無]
  • 登録がある:[証憑:有]



概要

タブ名 説明
概要 得意先の雇用形態などを登録するタブです。
PARTNER+ PARTNER+をご利用の場合、PARTNER+の各機能の使用有無などを設定するタブです。
現在住所 得意先の住所を登録するタブです。
本社住所 得意先の本社の住所を登録するタブです。
請求書送付先 請求書の送付先住所や宛名などを登録するタブです。
契約書送付先 契約書の送付先住所や宛名などを登録するタブです。

 

概要

概要_共通項目.png

No 項目名 項目説明

雇用形態
(派遣/紹介予定派遣/有料職業紹介/日々紹介/請負/業務受託)

該当の得意先が行っている雇用形態にチェックをつけます。
該当の雇用形態の取引を開始した日を入力します。

宛名ラベル 画面に表示している得意先の宛名ラベルが出力できます。

 

 

PARTNER+

PARTNER+との接続完了後の画面表示となります。
PARTNER+との接続については[PARTNER+とツナガる]をご確認ください。
gaiyou_partnerplus.png

No 項目名 項目説明

求人依頼

[PARTNER+]-[求人依頼しよう]から依頼された求人依頼データを[求人依頼(PARTNER+)]に表示するか否かを設定します。

!注意!
[しない]の場合、[求人依頼(PARTNER+)]に求人依頼データが表示されません。そのため、人材会社様と人材受入会社様間で運用を決めたうえで設定してください。

契約内容の確認

[PARTNER+]-[契約内容の確認]を使用するか否かを設定します。デフォルトは[する]となります。

契約照会 [PARTNER+]-[契約締結]に契約書を公開するか否かを設定します。デフォルトは[する]となります。
[する]に設定した場合、PARTNER+に[派遣個別契約書]などのコンプライアンス帳票を公開できます。
[しない]に設定した場合、[コンプライアンス帳票]で[PARTNER登録(F2)]した際にエラーとなります。PARTNER+に帳票を公開しない運用の場合に[しない]を設定してください。
QR読取と申請時間一致の動作 スタッフがQRを読み取った時間と、スタッフからの申請時間が一致している
場合に、勤怠入力の確認チェックを自動で付けます。デフォルトは未指定となります。
選択した内容によって勤怠入力の[申請]・[支給]・[請求]・[全体]の確認にチェックが付きます。
勤怠承認 [PARTNER+]-[勤怠承認]を使用するか否かを設定します。デフォルトは[する]となります。
[する]に設定した場合、PARTNER+の勤怠承認が利用可能となります。
勤怠承認時の動作 PARTNER+から勤怠承認を行った際に、勤怠入力の確認チェックを自動で付けます。デフォルトは未指定となります。
選択した内容によって勤怠入力の[申請]・[支給]・[請求]・[全体]の確認にチェックが付きます。
請求照会 [PARTNER+]-[請求書]に請求書をPARTNER+に公開するか否かを設定します。デフォルトは[する]となります。
チャット [PARTNER+]-[チャット]を使用するか否かを設定します。デフォルトは[する]となります。
[しない]に設定すると、紐づいているPARTNER+の事業所のチャット機能はご利用できなくなります。
未読チャットをメールで通知

[連絡記録(PARTNER+)]-[抽出結果]-[未読/既読:未読]をメールでお知らせする機能です。デフォルトは[しない]となります。
[する]に設定した場合、[通知タイミング]の時間間隔で未読を確認し、自動で通知メールを送付します。通知メールは以下アカウントで受信・送付します。

通知タイミング [未読チャットをメールで通知:する]に設定した場合、本項目の設定値の時間間隔で通知メールを送付します。Hは時間となりますので、1時間、2時間、3時間、6時間、12時間、24時間の時間間隔を設定できます。

 

 

現在住所

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No 項目名 項目説明
現在住所

住所を登録します。
郵便番号の[▼]をクリックすると[〒辞書]が起動し、住所または郵便番号で検索、自動反映が可能です。

 

 

本社住所

概要_本社住所.png

No 項目名 項目説明
本社住所を現在住所とは別に設定する 本社住所が現在住所と違う場合にチェックを付けます。
チェックを付けると、本社住所を変更することが可能になります。

 

 

請求書送付先

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No 項目名 項目説明
請求書送付先を現在住所とは別に設定する

請求書送付先住所が現在住所と違う場合にチェックを付けます。
チェックを付けると、請求書送付先住所を変更することが可能になります。

送付先宛名を得意先名とは別に設定する

送付先宛名が違う場合にチェックを付けます。
チェックを付けると、送付先宛名を変更することが可能になります。

[請求書送付先]に入力した情報は以下に反映されます。

➀[請求]-[請求書]

mceclip0.png

②[管理]-[宛名ラベル]-[宛名ラベル(得意先)]

mceclip1.png

mceclip2.png

 

 

契約書送付先

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No 項目名 項目説明
契約書送付先を現在住所とは別に設定する

契約書送付先住所が現在住所と違う場合にチェックを付けます。
チェックを付けると、請求書送付先住所を変更することが可能になります。

送付先宛名を得意先名とは別に設定する 送付先宛名が違う場合にチェックを付けます。
チェックを付けると、送付先宛名を変更することが可能になります。

 

 

詳細

タブ名 説明
詳細1 得意先の代表者情報や法人番号などを登録するタブです。
詳細2 得意先の企業特徴などを登録するタブです。
分類 得意先の特徴など任意の分類を行うことができるタブです。
組織 派遣の契約がある場合、得意先に紐づく[組織マスタ]の情報を確認できるタブです。
派遣 派遣の契約がある場合、事業所単位の抵触日情報を登録できるタブです。
就業 得意先に紐づく[就業曜日マスタ]や[就業カレンダーマスタ]の情報を確認できるタブです。

 

詳細1

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No 項目名 項目説明
グループ先NO グループ先NOを入力します。グループ会社の得意先が複数存在する場合、管理のために指定します。
グループ先NOが同一の得意先の場合、PARTNER 担当者に同一グループ先 NO の得意先を紐づけることが可能になります。
PARTNER 担当者マスタに紐づいている場合は変更出来ません。
グループ先備考 グループ先に関する備考を入力します。全角 2000 文字まで入力可能です。
法人番号

得意先の法人番号を入力します。

TDB コード 帝国データバンクの企業コードを入力します。
配色

以下項目欄の背景色となります。
特定の得意先を色分けしたい場合などに活用ください。

  • [得意先マスタ]-[得意先名1~3]、[得意先略称]
  • [得意先検索]-[検索結果]-[得意先NO]、[得意先名1~3]

 

 

詳細2

詳細‐詳細2.png

No 項目名 項目説明
事業内容 事業内容を入力します。
企業詳細 企業詳細情報を入力します。
企業特徴 企業特徴を入力します。
主要取引先 主要取引先を入力します。
決算期 決算期を入力します。
資本金(千円) 資本金を入力します。(単位:千円)
年商(千円) 年商を入力します。(単位:千円)
従業員 従業員数を入力します。
評点 評点を入力します。
決算状況 決算状況を入力します。
調査担当者名 調査担当者名を入力します。



分類

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No 項目名 項目説明
大分類名、中分類名 大分類、中分類が表示されます。
各分類は、[分類マスタ]り設定できます。[分類マスタ]-[基本]-[表示区分]が[得意先(得意先分類)]にチェックが付いている項目のみが表示されます。

 

 

組織

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No 項目名 項目説明
組織 NO 該当得意先の組織NOが表示されます。
該当組織の行をダブルクリックすると[組織マスタ]に遷移し、選択した組織 NO の詳細が表示されます。

 

 

派遣

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項目名 項目説明
延長決定日 延長決定日を入力します。
事業所単位の期間制限(抵触日)の延長が決定し、かつ次回受入開始日=前回抵触日の継続延長場合のみ、入力可能となります。
延長が決定した場合であっても、次回受入開始日と前回抵触日が異なる場合は、入力不可となります。
受入開始日 受入開始日を入力します。
[案件入力]-[就業条件]-[派遣]、または[紹介予定派遣]-[受入開始日]に反映されます。
受入開始日~備考のいずれかの項目が入力されている場合は必須項目となります。
抵触日 抵触日を入力します。
[案件入力]-[就業条件]-[派遣]、または[紹介予定派遣]-[抵触日]に反映されます。
受入開始日~備考のいずれかの項目が入力されている場合は必須項目となります。
クーリング日 クーリング日を入力します。
最終就業日から3カ月+1日経過していない日付を入力した場合は、登録時にエラーとなります。

 

 

就業

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No 項目名 項目説明

NO/就業名

該当得意先NOが指定されている就業曜日NOが表示されます。
該当の行をダブルクリックすると[就業曜日マスタ]に遷移し、選択した就業曜日NOの詳細が表示されます。

NO/就業カレンダー名/年度

該当得意先NOが指定されている就業カレンダーNO が表示されます。
該当の行をダブルクリックすると、[就業カレンダーマスタ]に遷移し、選択した就業カレンダーNO の詳細が表示されます

出勤区分初期値

勤怠入力の出勤区分(支給/請求/申請)、NEO勤怠申請に就業曜日マスタ、就業カレンダーマスタの設定を反映するかの設定です。
[申請]にチェックを付けた場合、[支給][請求]はチェックが付き、グレーアウトとなり変更不可となります。
設定した内容は[案件入力]-[その他]-[運用方法]-[出勤区分初期値]に反映されます。

 

 

就業現場

就業現場 (1).png

No 項目名 項目説明
就業現場 NO 該当得意先の就業現場NOが表示されます。
該当就業現場の行をダブルクリックすると、[就業現場マスタ]に遷移します。
就業現場の修正や削除を行いたい場合は[就業現場マスタ]から行ってください。

 

 

算出

タブ名 説明
計算/端数処理等  請求金額や消費税額の端数処理や残業などの割増率などを登録するタブです。
丸め情報

 得意先の案件の丸め設定などを行うタブです。

タブ名 説明
明細 日毎勤怠の就業時間の丸め設定などを行うタブです。
合計 請求金額の計算方法の設定などを行うタブです。
時間外  所定時間や労働時間制の設定を行うタブです。
紹介

有料職業紹介や日々紹介の契約がある場合、紹介手数料などを登録するタブです。

商品 勤怠に紐づかない商品の情報を登録するタブです。
その他 その他請求金額の算出に関する設定を行うタブです。

 

計算/端数処理等

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No 項目名 項目説明
基礎単価端数区分(割増/不就労)

日給・月給の基礎単価(時給単価)算出時の端数処理方法を選択します。
未指定の場合は、基礎単価算出時点で端数処理を行いません。
例:切り上げとした場合
日給:8,500 円の基礎単価(時給単価)は、
8,500 円÷1 日の労働時間(8 時間)=1062.5≒1,063 円

代休控除・欠勤控除・遅早控除のいずれかが設定がされている場合、[割増]と[不就労]の欄が表示されます。
・割増:不就労以外の割増項目について処理方法を選択します。
・不就労:代休控除、欠勤控除、遅早控除の処理方法を選択します。

請求単価端数区分(割増/不就労)  各種請求単価算出時の端数処理方法を選択します。
例:切り上げとした場合
残業単価=基本単価(1,063 円)×割増率(125%)=1328.75≒1329 円

代休控除・欠勤控除・遅早控除のいずれかが設定がされている場合、[割増]と[不就労]の欄が表示されます。
・割増:不就労以外の割増項目について処理方法を選択します。
・不就労:代休控除、欠勤控除、遅早控除の処理方法を選択します。
請求金額端数区分(割増/不就労)  勤怠入力画面の請求金額算出時の端数処理方法を選択します。
請求金額は一勤怠毎に指定の端数処理方法で算出され、その合計額が請求額となります。

代休控除・欠勤控除・遅早控除のいずれかが設定がされている場合、[割増]と[不就労]の欄が表示されます。
・割増:不就労以外の割増項目について処理方法を選択します。
・不就労:代休控除、欠勤控除、遅早控除の処理方法を選択します。
消費税計算単位

請求先への消費税計算単位を選択します。

請求書

(適格請求書単位)

インボイス対応の消費税計算を行いたい場合に選択します。
標準税率の対象となる請求項目の合計額と、軽減税率の対象となる請求項目の合計額でそれぞれ消費税を計算します。

請求書

(請求項目単位)

請求項目単位に消費税を計算し、勤怠実績の消費税と合算します。

請求書

(勤怠実績、請求項目合計)

勤怠実績の消費税と、請求項目合計の消費税を計算し、合算します。

請求書

(勤怠課税額)

[請求台帳]-[勤怠課税額]の消費税を計算します。
明細 一勤怠毎に消費税を計算します。

 

消費税端数区分 消費税算出時の端数処理方法を選択します。
請求単価小数点桁数 請求単価の小数点桁数を指定します。(0~2 の範囲)
「1」「2」を指定した場合、案件入力、配置入力(日別)、勤怠入力等で表示される請求単価が小数点表記となります。
例:「1」の場合、1250.0 、「2」の場合、1250.05
請求割合 得意先ごとに請求基本単価への割増率を設定することが可能です。
初期値は[システムマスタ]-[システム設定]-[計算端数処理]-[請求割増]の値が反映されます。
個別で変更がある場合は、任意の割合を入力してください。
残業60H超割増は150%で算出する 月の残業時間が60時間を超えるとき、超過分の割増率を150%で請求計算する場合にチェックを付けます。
初期値は[システムマスタ]-[システム設定]-[計算端数処理]-[残業60H超割増は150%で算出する]のチェック有無が反映されます。
計算方法については[補正処理-残業60H超について]をご確認ください。

 

丸め-明細

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No 項目名 項目説明
請求時間計算区分(進数)

請求時間算出時の時間計算区分(進数)を選択します。
60進数では時間を[分数]に変換し、10進数では分数を[時間]に変換して1日の勤務時間の算出を行い、勤怠の金額計算が行われます。

  • 60進数の場合:勤務時間=5時間×60+10分=310分
  • 10進数の場合:勤務時間=5時間+10分÷60=5.167時間

設定が[10進数]となっている場合、勤怠の各明細時間も[10進数]で計算を行います。時間合計のみを[10進数]としたい場合は、[明細]-[請求時間計算区分]を[60進数]に設定してください。

選択した項目により、請求書の時間表記が以下の通り変わります。

  • 60進数:コロン(:)=5:10
  • 10進数:ドット(.)=5.167

※既に勤怠入力にて計算済みの場合は、請求確認のチェックを外して[再計算(F10)]ボタンを押下することで、変更後の時間で再計算をすることが可能です。 

請求時間計算区分(小数点)

[請求時間計算区分(進数)]-[10進数]を選択した場合に選択可能となり、端数処理単位を小数点第2位~6位まで選択できます。
例えば小数点第2位を選択した場合、小数点第3位を端数処理し、小数点第2位まで表示する動きとなります。

請求時間端数区分

[請求時間計算区分(進数)]-[10進数]の場合、請求時間算出時の端数処理方法を選択します。

例) 請求時間計算区分(小数点):小数点第2位、請求時間端数区分:四捨五入を選択した場合 

  • 5.167→5.17 と丸められます。
請求始業基準

請求始業時間の丸め方法を選択します。

請求始業計算

請求始業基準で[1分]以外が選択された場合に、選択可能となります。

例)09:00~18:00 勤務
請求始業基準:15分、請求始業計算:切り上げの場合

  • 9:10~18:00→9:15~18:00 と丸められます。
請求終業基準

請求時間の丸め処理の対象となる時間を選択します。

  • 契約:[案件入力]-[就業条件]-[就業条件1]-[契約時間]が丸め処理の対象になります。
  • 所定:[案件入力]-[就業条件]-[就業条件1]-[所定時間]が丸め処理の対象になります。

例)契約時間:8時間(09:00~18:00 休憩1:00)、 所定時間 7時間 とした場合

  • 18:00を基準としたい場合:「契約」を設定
  • 17:00を基準としたい場合:「所定」を設定
請求終業(基準内)-基準

請求終業基準で設定した丸め処理の対象に対して、基準内(早退時を含む)の請求終業時間の丸め方法を選択します。
また、[1分]以外を選択した場合、端数処理方法を選択可能となります

例)09:00~18:00 勤務で18:00以降を残業、
請求終業(基準内)-基準:15分、切り捨ての場合

  • 9:00~17:10→9:00~17:00 と丸められます。
請求終業(基準外)-基準

請求終業基準で設定した丸め処理の対象に対して、基準外(残業時)の請求終業時間の丸め方法を選択します。
また、[1分]以外を選択した場合、端数処理方法を選択可能となります

例)09:00~18:00 勤務で18:00以降を残業、
請求終業(基準外)-基準:20分、切り上げの場合

  • 9:00~19:10→9:00~19:20 と丸められます。
支給の丸め情報を請求とは別に設定する 支給の丸め情報を請求とは別に設定する場合に、チェックを付けます。
支給始業基準 支給始業時間の丸め方法を選択します。
支給始業計算

支給始業基準が[1分]以外が選択された場合に、選択可能となります。

例)09:00~18:00 勤務
支給始業基準:15分、支給始業計算:切り上げの場合

  • 9:10~18:00→9:15~18:00 と丸められます。
支給終業基準

支給時間の丸め処理の対象となる時間を選択します。

  • 契約:[案件入力]-[就業条件]-[就業条件1]-[契約時間]が丸め処理の対象になります。
  • 所定:[案件入力]-[就業条件]-[就業条件1]-[所定時間]が丸め処理の対象になります。

例)契約時間:8時間(09:00~18:00 休憩1:00)、 所定時間 7時間 とした場合

  • 18:00を基準としたい場合:「契約」を設定
  • 17:00を基準としたい場合:「所定」を設定
支給終業(基準内)基準

支給終業基準で設定した丸め処理の対象に対して、基準内(早退時など)の支給終業時間の丸め方法を選択します。
また、[1分]以外を選択した場合、端数処理方法を選択可能となります

例)09:00~18:00 勤務で18:00以降を残業、
支給終業(基準内)-基準:15分、切り捨ての場合

  • 9:00~17:10→9:00~17:00 と丸められます。
支給終業(基準外)基準

支給終業基準で設定した丸め処理の対象に対して、基準外(残業時など)の支給終業時間の丸め方法を選択します。
また、[1分]以外を選択した場合、端数処理方法を選択可能となります

例)09:00~18:00 勤務で18:00以降を残業、
支給終業(基準外)-基準:20分、切り上げの場合

  • 9:00~19:10→9:00~19:20 と丸められます。
早出を認めない 早出を認めない場合に、チェックを付けます。
チェックをつけた場合は始業時間前に出勤した場合でも、始業時間からカウントされます。

 

丸め-合計

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No 項目名 項目説明
時間合計補正

時間合計に対する補正を設定することで、合計時間×単価で計算が可能となります。請求計算処理で日々の勤怠の積み上げで算出した金額との差分を、補正行で調整いたします。

  • 補正なし:
    補正は行わず、日々の勤怠の積み上げで算出します。
  • スタッフNO:
    スタッフごとに時間を合計します。
  • 案件管理親番+スタッフNO:
    [案件入力]-[案件管理NO]の親番が同じ案件でスタッフごとに時間を合計します。
  • 案件管理枝番+スタッフNO:
    各案件ごとにスタッフの時間を合計します。

詳細についてはFAQID:7361をご確認ください。

請求時間計算区分(進数)

請求時間算出時の時間計算区分(進数)を選択します。
60進数では時間を[分数]に変換し、10進数では分数を[時間]に変換して勤務時間の算出を行います。

[丸め情報]-[明細]の請求時間計算区分(進数)で算出された時間を元に、設定した進数で時間を算出し勤怠の合計金額の計算が行われます。

例)1日5時間10分、2日勤務の場合

  • [明細][合計]ともに60進数の場合:
    合計勤務時間=(310分×2)=620分
  • [合計]のみ10進数の場合:
    合計勤務時間=(310分×2)/60分=10.334時間
  • [明細][合計]ともに10進数の場合:
    合計勤務時間=(5.167時間×2)=10.334時間

※[丸め情報]-[明細]の請求時間計算区分(進数)が[10進数]の場合は、合計を[60進数]の設定にはできません。

請求時間計算区分(小数点) [請求時間計算区分(進数)]-[10進数]を選択した場合に選択可能となり、端数処理単位を小数点第2位~6位まで選択できます。
例えば小数点第2位を選択した場合、小数点第3位を端数処理し、小数点第2位まで表示する動きとなります。
請求時間端数区分 [請求時間計算区分]-[10進数]の場合、請求時間算出時の端数処理方法を選択します。
請求(所定内)‐基準 請求(所定内)基準の丸め方法を選択します。
[時間合計補正]-[補正なし]の場合は、[1分]固定で選択不可です。
[補正なし]以外を選択した場合のみ、任意に設定が可能です。
また、[1分]以外を選択した場合、端数処理方法を選択可能となります。
請求(所定外)‐基準 請求(所定外)基準の丸め方法を選択します。
[時間合計補正]-[補正なし]の場合は、[1分]固定で選択不可です。
[補正なし]以外を選択した場合のみ、任意に設定が可能です。
また、[1分]以外を選択した場合、端数処理方法を選択可能となります。

 

時間外

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No 項目名 項目説明
所定時間 所定時間を設定します。
[案件入力]-[就業条件]-[就業条件1]-[勤務体系]-[所定時間]の初期値となります。
時間外

時間外の算出に対する処理を設定します。

  • 採用なし:
    入力された勤務時間そのままで請求計算を行います。
  • 日8H・週40H超:
    日8H超、週40H超の残業計算を行う場合にチェックを付けます。
    チェックを付けると[起算曜日]の指定が可能となります。
  • 1カ月単位の変形労働時間:
    変形労働時間で残業計算を行う場合にチェックを付け、[変形労働シフトパターン]を選択します。[変形労働シフトパターン]の値は[変形労働シフトパターンマスタ]で設定します。
  • 1カ月単位のフレックスタイム:
    フレックスタイム制で請求計算を行う場合はチェックを付け、[変形労働シフトパターン]を選択します。[変形労働シフトパターン]の値は[変形労働シフトパターンマスタ]で設定します。
  • 就業時間のレンジ:
    月総労働時間の上限・下限を設定し、勤務時間に応じて減額/割増の請求を行う場合にチェックを付けます。
    例:下限 160 時間、上限 180 時間とした場合、160 時間を下回る場合は減額、180 時間を超える場合は割増の請求を行います。
  • 月額入力:
    月の労働時間に対する減額/割増を計算せず、直接金額を入力し、請求を行う場合にチェックを付けます。
    入力された勤務時間から残業金額、深夜金額、法定内休出金額、法定外休出金額の算出は行いませんので、請求月額入力にて直接入力する必要があります。
残業45H超 残業45H超の計算を行う場合にチェックを付けます。
残業60H超 残業60H超の計算を行う場合にチェックを付けます。

 

紹介

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No 項目名 項目説明
紹介手数料区分 紹介手数料区分を選択します。
紹介手数料 紹介手数料を選択します。
[率]を選択した場合、紹介手数料率を[額]を選択した場合、紹介手数料金額を入力します。[率]は小数点第 2 位まで指定可能です。
対象項目 名称マスタに登録済みの支給・控除項目(処理単位:日額のみ)が一覧で表示されます。チェックを付けた項目が、紹介手数料の対象項目となります。
支給金額端数区分 支給金額端数区分を選択します。
支給グループ 支給グループを選択します。
求人受付手数料を徴収する 求人受付手数料を徴収する場合にチェックを付けます。
チェックをつけた場合、求人受付手数料を入力します。
給与計算代行をする 給与計算代行を行う場合にチェックを付けます。
円/勤怠が示すとおり、1 勤怠あたりの金額を入力します。
税務署番号 [給与計算代行をする]チェックが付いている場合に入力可能となります。
入力することで[紹介-源泉徴収票]-[給与所得の源泉徴収票]を発行した際に、税務署提出用の整理欄に出力されます。
整理番号 [給与計算代行をする]チェックが付いている場合に入力可能となります。
入力することで[紹介-源泉徴収票]-[給与所得の源泉徴収票]を発行した際に、税務署提出用の整理欄に出力されます。
マイナンバー委託契約 [給与計算代行をする]チェックが付いている場合に選択可能となります。
マイナンバー委託契約の有無を設定する事ができます。得意先検索にて、紹介するスタッフのマイナンバーを取得する必要がある得意先かどうかの判断が可能となります。

 

商品

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No 項目名 項目説明
商品単価区分 商品単価区分を選択します。
商品単価区分で選択された区分の割合を入力します。[商品マスタ]にて登録された商品のどの単価を適用するかの判断として使用します。
商品単価掛率 商品単価の割合を入力します。
対象商品 商品NOを入力します。

 

その他

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No 項目名 項目説明
警告粗利率 警告粗利率を入力します。
案件入力時に、警告粗利率を下回っている場合に警告メッセージを表示します。

 

 

与信

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No 項目名 項目説明
与信先 NO 得意先 NO が表示されます。
既存データで与信限度グループを指定されていた場合、指定されてい
た与信限度グループのうち最小値となる得意先 NO が表示されます。
既存データで与信限度グループが指定されていなかった場合、得意先NO が表示されます。
① 与信限度額 与信限度額を入力します。
単位は千円です。与信管理を行わない場合は、0 を入力します。
② 与信残() 現時点の与信残を表示します。
①与信限度額−([システムマスタ]-[運用設定]-[入金]-[与信対象])を基に金額を自動算出します。
⑧案件残 現時点の案件残を表示します。
配置区分が[配置済][中止]以外の配置ステータスの配置データは、案件残として算出されます。
案件入力の注意点 案件入力時の注意点がある場合に入力します。
[案件入力]で得意先NOを入力した際にメッセージを表示します。

 

◎参考◎
与信額の算出については、[与信状況一覧表について]-[抽出結果]をご確認ください。

 

 

請求

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項目名 項目説明
請求先NO

請求先NOで指定した得意先マスタの条件で請求計算を行います。初期値は得意先NOと同じNOが表示されます。複数の得意先で請求を合算させたい場合は、合算先の得意先NOを請求先NOに登録します。

例)
・本社:得意先NO100100-000
・支店:得意先NO100200-000

本社に合算して請求を行う場合
・本社:請求先NO100100-000
・支店:請求先NO100100-000

本社と支店の請求を別々に行う場合
・本社:請求先NO100100-000
・支店:請求先NO100200-000

請求部門

請求部門を指定します。
[システムマスタ]-[運用設定]-[請求]-[担当部門とは別に請求部門を使用する]チェックボックスボックスがオンの場合に項目を表示します。 

請求合算キー区分 [請求合算キー区分]を選択します。案件入力で得意先マスタを選択した際、本項目で登録している請求合算キー区分が[案件入力]-[補足情報(F8)]-[請求]-[請求合算キー区分]に自動でセットされます。
請求書パターン [請求書]-[抽出条件]-[請求レイアウト]のデフォルト値を設定します。

!注意! 
[売上明細]では合計額が表示されないため、[鑑]にもチェックを入れるようにしてください。

 

 

入金

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No 項目名 項目説明
入金先NO 入金先 NOを入力します。
入金サイト 入金サイトを選択します。
入金日 入金日を数値で入力します。
末日の場合は[31]と入力します。[31]と入力された場合、末日と判定されます。
入金サイト、入金日は回収予定表で使用されます。
入金種別 入金種別を選択します。
請求書(鑑)に出力する入金方法となります。
取扱口座NO 取扱口座 NOを入力します。請求書に出力されます。
1 つの請求先に対して最大 5 取扱口座を選択することが可能です。
登録されている順番で、請求書(鑑)の振込先情報に表示されます。
取引銀行 取引銀行を入力します。2 行入力可能です。
振込名義人カナ1~3 振込名義人カナ1~3を入力します。

 

 

担当者

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No 項目名 項目説明
並び順 [担当NO]とは異なる順番で担当者を一覧表示したい場合に登録します。[並び順]を登録することで[並び順]の昇順・降順でソートをかけることができます。
担当者チェック

[名称マスタ]-[得意先]-[担当者チェック1~3]で名称を登録し、任意のチェック項目を作成することができます。

使用例)
[名称マスタ]-[得意先]-[担当者チェック1:Main]で登録し、メイン担当者にチェックを付けて管理をする。等

削除区分

[削除区分]-[削除]で登録すると論理削除となります。
[Delete]キーでの物理削除は行えません。
論理削除となった担当者情報はロックされます。

※担当者が1名しか登録されていない場合、[削除区分]を[削除]として登録している担当者でも[案件入力]-[担当者]に初期値として自動反映されます。
[担当者名]に「【削除】」と追記するなど、使用できない担当者であることがわかるよう変更してください。

担当区分

担当区分を選択します。選択肢は以下固定となります。

  • 代表窓口
  • 派遣先責任者
  • 製造業務専門派遣先責任者
  • 苦情処理者
  • 指揮命令者
  • 職業紹介責任者
  • 窓口担当者
  • 請求書送付先
  • 請求に関する問合せ窓口
  • 経理担当者
  • 契約担当者
  • 契約締結者
  • その他

※[請求書送付先]以外の担当者は複数人の登録が可能です。

組織NO
組織名

[組織マスタ]-[組織NO]を登録します。担当者がどの組織に所属しているかを管理することができます。

メールアドレス
TO
CC

[メールアドレス]を登録し、且つ[TO]もしくは[CC]にチェックを付けた場合、[メール一括送信]-[メール種別:得意先]で該当の得意先NOを指定した際の送付先初期値となります。

 

 

備考

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No 項目名 項目説明
備考1~備考8 得意先の備考情報を入力します。
項目名[名称マスタ]-[得意先]にて変更可能です。
項目名をダブルクリックすると、入力領域がタブ全体に広がります。再度、ダブルクリックすることで元の大きさに戻ります。

 

 

実績

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No 項目名 項目説明
案件/コンプライアンス/勤怠/売上/請求台帳/入金/連絡記録/メール チェックを付けると、各項目情報が一覧で表示されます。
一覧をダブルクリックすると、該当画面に遷移します。
表示期間 一覧に表示する期間を指定することができます。

 

 

ファイル

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No 項目名 項目説明
ファイルのパス名 得意先に関連する電子ファイルやURLを関連付けることができます。
電子ファイルを登録する場合は[▼]を押下しファイルを選択、もしくはファイルをドラッグ&ドロップで登録します。
URL(http:~ / https:~)を指定したい場合は、直接入力してください。

[システムマスタ]-[システム設定]-[指定ファイルパス]-[得意先マスタ]の指定がある場合、選択したファイルを指定されているパスに自動的にコピーします。

※保存されるのは、ファイルパス名とファイル名のため、他の端末で参照する場合には、ネットワークパスにファイルを配置する必要があります。
ファイル名 ファイルパスを登録した場合、指定したファイル名を表示します。
URLを登録した際はブランクとなります。
ダブルクリックすると指定したファイルを開きます。
備考 特記事項を必要に応じて入力します。
URL など入力した場合、ワンクリックで該当アプリケーションを表示します。