有給単価更新処理について

概要

[システムマスタ]-[運用設定]-[給与・賞与・年調]-[有給算出方法]が[平均賃金(三ヶ月)]または[健康保険の標準報酬日額]の場合のみ、利用できる機能です。
メニューがグレーアウトし機能が利用できない場合、[権限マスタ(操作)]より権限の付与が必要です。

 

目次

 

 

操作説明

メニューの開き方

[メニューバー]-[給与賞与年調]-[有休処理]-[有給単価更新処理]から起動します。EXPRESS_image_formatSize - 2024-09-05T173025.151.png



登録方法

[データの登録方法について]-[基本操作]-[■処理実行の場合]の手順で登録します。
各項目の詳細は項目説明をご確認ください。

 

 

項目説明

タブ名 説明
抽出条件 有給単価更新処理の出力条件を指定します。
抽出結果 抽出条件に紐づく結果が表示されます。

 

 

抽出条件

WS000002.png

No 項目名 項目説明
給与締日 給与締日を範囲指定して検索できます。
有給算出方法が[平均賃金(三ヶ月)]の場合のみ、表示されます。
デフォルトは以下の値がセットされます。
・給与締日(FROM):システム年月より 3 ヶ月前の 1 日
・給与締日(TO):システム年月より 1 ヶ月前の末日
例)システム年月が「2018/10」の場合、給与締日には「2018/7/1~2018/9/30」がデフォルトでセットされます。
直近三ヶ月平均での算出の場合は、デフォルトのまま実行してください。
※給与締日の範囲は、三ヶ月の期間を指定しなければ、正しい単価で算出されません。実行前にご確認ください。
有休起算日が指定されているスタッフを対象とする [スタッフマスタ]-[有休]-[有休起算日]がすでに登録済みのスタッフを対象とする場合、チェックを付けます。
週所定労働日数が週 1日以上のスタッフを対象とする [スタッフマスタ]-[有休]-[週所定労働日数]が「付与なし」以外で登録済みのスタッフを対象とする場合、チェックを付けます。
有給単価がゼロのスタッフを対象とする [スタッフマスタ]-[有休]-[有給単価]が 0 で登録済みのスタッフを対象とする場合、チェックを付けます。

 

 

抽出結果

WS000003.png

項目名 項目説明
週所定労働日数 週所定労働日数を表示します。
[スタッフマスタ]-[有休]-[週所定労働日数]が未設定の場合は、空白で表示されます。
暦日平均(※1) 暦日平均金額を、以下算出式にて算出し表示します。
(給与台帳の総支給金額-給与に該当しない手当+[出勤区分:特休]の金額)÷暦日数
抽出条件の給与締日の FROM~TO の日数-[出勤区分:特休]の日数
[給与に該当しない手当]とは、以下全ての条件を満たす支給手当項目のことを指します。
・課税区分:非課税
・基礎単価算出:しない
・社保算定区分:しない
・固定給与区分:しない
・雇保対象区分:しない
就業日数平均の○%(※1) 就業日数平均の○%の金額を、以下算出式にて算出し表示します。
(給与台帳の総支給金額-給与に該当しない手当+[出勤区分:特休]の金額)÷日数(※1)×○%(※2)
(※1)日数の計算は以下となります。
給与台帳の通常出勤日数+法定外休出日数+法定内休出日数+有休消化日数+出勤区分 1~10 (出勤定義:通常出勤、法定内休出、法定外休出)の日数
(※2) 割合は、[システムマスタ]-[運用設定]-[給与・賞与・年調]-[有給支給割合(%)]で指定した割合となります。
[給与に該当しない手当]とは、以下全ての条件を満たす支給手当項目のことを指します。
・課税区分 :非課税
・基礎単価算出:しない
・社保算定区分:しない
・固定給与区分:しない
・雇保対象区分:しない
社会保険区分(※2) スタッフの社会保険区分を表示します。
健康保険の標準報酬(※2) 健康保険の標準報酬月額を表示します。
有給単価 [対象]チェックを付けた場合に、入力可能となります。
自動セットされる値は、有休算出方法によって以下の通り、異なります。
・有休算出方法[平均賃金(三ヶ月)]の場合:
[暦日平均]と[就業日数平均の6割]のうち、いずれか大きい方の値
・有休算出方法[健康保険の標準報酬日額]の場合:
健康保険の標準報酬÷30 の値

(※1)[システムマスタ]-[運用設定]-[給与・賞与・年調]-[有給算出方法]が[平均賃金(三ヶ月)]の場合のみ、表示されます。
(※2)[システムマスタ]-[運用設定]-[給与・賞与・年調]-[有給算出方法]が[健康保険の標準報酬日額]の場合、表示されます。