各種保険料の算出について
賞与の各社会保険料の算出方法は、下記の通りとなります。
●各種料率
[法人マスタ]-[社会保険]に設定されている料率となります。
なお、支給金額は 1,000 円未満の端数は切り捨てとなります(雇用保険料以外)。
●計算式
健康保険料 支給金額(※1)×健康保険料率
厚生年金保険料 支給金額(※1)×厚生年金保険料率
介護保険料 支給金額(※1)×介護保険料率
雇用保険料 支給金額(※2)×雇用保険料率
※1 各支給項目のうち、[名称マスタ]-[給与]-[支給項目1~20]-[社保算定区分]-[する]となっている項目のみ、含まれます
※2 各支給項目のうち、[名称マスタ]-[給与]-[支給項目1~20]-[雇保算定区分]-[する]となっている項目のみ、含まれます。また、各種保険料は[賞与入力]-[その他]-[標準賞与額]に表示された金額と、各種保険料等の上限額を判定し、算出しています。各種保険料等の上限額は、以下の通りです。
●各種保険料の上限額
・健康保険、介護保険
→年間累計額【573 万円(毎年 4/1~翌年 3/31 までの累計額)】
・厚生年金保険、子ども子育て拠出金
→1 ヶ月あたり【150 万円】
標準賞与額が上限に達した場合、それ以降に支給される賞与からは保険料を控除しません。
【例】
■健康保険、介護保険
・6 月と 12 月に 500 万円ずつ賞与を支払った場合
6 月 : 500 万円×保険料率で算出
12 月 : 73 万円×保険料率で算出
※年間累計額 573 万円を超過するため、12 月は 500 万円×保険料率では算出しません。
■厚生年金保険、子ども子育て拠出金
・6 月と 12 月に 300 万円ずつ賞与を支払った場合
6 月 : 150 万円×保険料率で算出
12 月 : 150 万円×保険料率で算出
※どちらも月の上限額である 150 万円を超過しているため、300 万円×保険料率ではなく、
上限額の 150 万円×保険料率で算出します。