概要
[昇(降)給月]から3ヶ月間の給与データをもとに[月変入力]を行い、月額変更データを作成します。
[月変一括処理]で月額変更データを一括作成することもできます。
[月変入力]が必要なスタッフの条件は以下3つの条件を全て満たしたときに行います。
■[月変入力]が必要なスタッフの条件
・昇給や降給等で固定給に変動がある。
・変動月以降3ヶ月とも支払基礎日数が17日以上である。
(短時間労働者の場合は、変動月以降3ヶ月とも支払基礎日数が11日以上)
・変動月から3ヶ月間の報酬の平均額と現在の標準報酬月額に2等級以上の差がある。
作成した月額変更データをもとに以下ができるようになります。
・[被保険者報酬月額変更届]を出力。
・[算定・月変保険料更新]で社会保険の標準報酬月額に変更があったスタッフの更新。
項目説明
No | 項目名 | 項目説明 |
① | 昇(降)給月 | 給与の変動が適用された年月を入力します。 |
② | 検索 | [月変検索]を表示します。 |
③ | スタッフ情報 |
選択したスタッフのスタッフマスタに登録されている以下情報が表示されます。 |
④ | 徴収開始月 |
[昇(降)給月]の4ヶ月後の年月を入力します。 例) |
⑤ | 支払基礎日数 | [法人マスタ]-[社会保険]-[その他]-[支払基礎日数]で設定している情報が初期値で表示されます。 |
⑥ | 届出区分 |
届出要: 届出不要: |
⑦ | 適用年月 | 新たな保険料が適用される年月を表示します。 |
⑧ | 給与計算の基礎日数 | [昇(降)給月]から3ヶ月間の支給日対象日数を表示します。 |
⑨ | 通貨による額 | [昇(降)給月]から3ヶ月間の給与台帳で集計された金額が月ごとに表示されます。給与台帳を作成していない場合は手入力します。 |
⑩ | 現物による額 |
[昇(降)給月]から3ヶ月間で現物支給した場合は、その現物を通過に換算して入力します。 ※現物給与とは、住宅(社宅や寮)などの貸与、食事、自社製品、通勤定期券など現物で支給したものをいいます。厚生労働大臣が定める現物給与の価額に定められた額に基づいて通貨に換算します。 |
⑪ | 合計 |
各行の金額内訳は以下となります。 各月: 総計: 3ヶ月平均: 修正平均: |
⑫ | 遡及支払 |
[昇(降)給月]から3ヶ月間で遡及支払が発生した場合、本項目の[遡及支払年月]と[遡及支払額]を入力します。 ※遡及支払とは、本来のタイミングで支給することができなかった分を後で支給することをいいます。 |
⑬ | 昇降給差額 | [昇(降)給月]に支給した給与と[昇(降)給月]の前月に支給した給与の差額を表示します。昇給の場合はプラス、降給の場合はマイナスで表示します。 |
⑭ | 前回改定年月 | 前回改定のあった年月を指定します。 |
⑮ | 健康保険 |
従前:[スタッフマスタ]-[社保]-[健康保険]に現在登録されている情報を表示します。 決定:[修正平均]より算出された新しい保険料情報が表示されます。 |
⑯ | 厚生年金保険 | 従前:[スタッフマスタ]-[社保]-[厚生年金]に現在登録されている情報を表示します。
決定:[修正平均]より算出された新しい保険料情報が表示されます。 |
⑰ | 備考区分 | 選択した内容が[被保険者報酬月額変更届]の備考欄に反映されます。 |
⑱ | 備考 | 入力した内容が[被保険者報酬月額変更届]-[⑱備考]-[9.その他]に反映されます。 |