補正処理について

概要

以下の労働時間制度によって発生する【勤務時間・給与金額・請求金額】に対して、補正時間・補正金額を自動で算出します。

◆労働時間制度
 ①残業-日8H超、週40H超
 ②変形労働時間
 ③フレックスタイム
 ④就業時間のレンジ(請求計算のみ)
 ⑤残業-45H超
 ⑥残業-60H超

※労働時間制度①~④と⑤⑥を組み合わせて(例:②変形労働時間+⑤残業45H超)、勤怠管理することも可能です。

[給与計算処理][請求計算処理]を実行すると、設定に基づいた補正時間、補正金額が算出され、[勤怠入力]に反映されます。

補正がかかるかどうかの判断は以下となります。
・支給補正:[スタッフマスタ]に設定された時間外設定に基づき、補正がかかるか判断します。
・請求補正:[得意先マスタ]に設定された時間外設定+[請求先][請求合算キー][取引区分]が同一の複数案件をまとめた時間に基づき、補正がかかるか判断します。

 

 

目次

共通設定
 ・各種割増率の設定
 
・各補正について
 ・日8H超、週40H超について
 ・変形労働時間について
 ・フレックスタイムについて
 ・就業時間のレンジについて

 ・残業45H超について
 ・残業60H超について

項目説明-事前準備

各種割増率の設定

基本単価に対する各種割増率を設定します。
詳細は[システムマスタ]-[システム設定]-[計算/端数処理等]-[支給][請求]の内容をご確認ください。

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【得意先ごとに各種割増率を設定したい場合】

[得意先マスタ]-[算出]-[計算/端数処理等]-[請求割合]で各種割増率を設定します。

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