仕訳設定について

概要

エクスプレスの各データと勘定科目・補助科目の紐付けや、集計方法の設定を行います。
[仕訳設定]は以下タブで構成されており、タブごとに表示される[科目名]が変わります。
 ①[売上]:売上(得意先への請求額)に関する項目を設定するタブです。
 ②[給与]:スタッフの給与に関する項目を設定するタブです。
 ③[原価]:勤怠に紐づかない売上原価に関する項目を設定するタブです。
 ④[入金]:得意先の入金データに関する項目を設定するタブです。
 ⑤[給与前払]:スタッフの給与前払に関する項目を設定するタブです。
 ⑥[賞与]:スタッフの賞与に関する項目を設定するタブです。
[仕訳設定]での設定をもとに、[仕訳データ作成]でCSVファイルを出力します。

 

目次

タブ情報
項目説明

 

 

タブ情報

売上

[請求済]と[未請求]の2つタブがありますが、表示される項目は同じです。

①[売上勤怠]
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[勤怠入力]に紐づく項目を[科目名]に表示します。
具体的には、以下項目を表示します。

以下項目を、取引区分ごとに表示
[勤怠入力]-[抽出結果]-[請求項目]
[名称マスタ]-[請求]-[請求項目]
[名称マスタ]-[案件]-[請求予備単価]


②[売上明細]
Frame 1 (25).png

[勤怠入力]に紐づかない項目を[科目名]に表示します。
具体的には、以下項目を表示します。

以下項目を、取引区分ごとに表示
[案件入力]-[売上明細]-[売上集計区分]の設定値
※上記設定がない売上は[売上集計区分:未設定]に集計されます。

 

③[請求]
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[仮受消費税額]を[科目名]に表示します。
軽減税率対応、適格請求書対応により、売上明細の消費税は消費税計算単位に関わらず、税率ごとの課税額の合計×税率に変更されました。
そのため、消費税の差額が発生した際、本項目で消費税を計上します。

給与

[未払]と[支払]の2つタブがありますが、表示される項目は同じです。


①[支給]
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以下項目を表示します。

[勤怠入力]-[抽出結果]-[支給項目]
[名称マスタ]-[給与]-[支給項目]


②[控除]
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以下項目を表示します。

[給与台帳]-[控除]の健康保険、雇用保険等の各種保険料
[名称マスタ]-[給与]-[控除項目]


③[会社負担]
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以下項目を表示します。

[給与台帳]-[補足情報(F8)]-[会社負担]、[会社負担分 調整金]、[子ども子育て拠出金]、[労災保険]

 

 

原価

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[案件入力]-[売上明細]-[原価集計区分]の設定値ごとに原価を表示します。

 

 

入金

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以下項目を表示します。

[入金入力]-[現金]、[小切手]、[振込]、[手数料]、[手形]、[相殺]、[値引]、[その他]

 

給与前払

Frame 8 (1).png

以下項目を表示します。

以下項目を、[区分マスタ]-[カテゴリ:給与前払入力]-[区分:給与前払区分]ごとに表示
[給与前払入力]-[現金]、[小切手]、[振込]、[手数料]、[手形]、[相殺]、[値引]、[その他]

 

賞与

①[支給]
Frame 9 (1).png

以下項目を表示します。

[賞与入力]-[支給]の各項目



②[控除]
Frame 10 (1).png

以下項目を表示します。

[賞与入力]-[控除]の各項目

 

③[会社負担]

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以下項目を表示します。

[賞与入力]-[補足情報(F8)]-[会社負担分健康保険]、[会社負担分介護保険]、[会社負担分厚生年金保険]、[会社負担分雇用保険]、[子ども子育て拠出金]、[労災保険]

 

 

項目説明

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項目名 項目説明
取引区分 [案件入力]-[取引区分]を表示します。
売上集計区分 [売上]-[請求済]-[売上明細]と[売上]-[未請求]-[売上明細]にのみ表示されます。
[商品マスタ]-[売上集計区分]を表示します。
原価集計区分 [原価]にのみ表示されます。
[商品マスタ]-[原価集計区分]を表示します。
科目名 [タブ情報]の通り、科目名を表示します。
借方勘定科目NO [勘定科目マスタ]で設定した勘定科目NOを入力します。
借方勘定科目名 [借方勘定科目NO]に応じた科目名が表示されます。
借方補助科目NO [補助科目マスタ]で設定した補助科目NOを入力します。
借方補助科目名 [借方補助科目NO]に応じた科目名が表示されます。

借方勘定科目の[勘定科目マスタ]-[補助使用区分]が[使用する(○○マスタの補助科目NO)]の場合は、[○○マスタの補助NOより参照]と表示します。
借方税区分 [借方勘定科目NO]の[勘定科目マスタ]-[税区分]がデフォルトで表示されます。
手修正することが可能です。
貸方勘定科目NO [勘定科目マスタ]で設定した勘定科目NOを入力します。
貸方勘定科目名 [貸方勘定科目NO]に応じた科目名が表示されます。
貸方補助科目NO [補助科目マスタ]で設定した補助科目NOを入力します。
貸方補助科目名 [貸方補助科目NO]に応じた科目名が表示されます。

貸方勘定科目の[勘定科目マスタ]-[補助使用区分]が[使用する(○○マスタの補助科目NO)]の場合は、[○○マスタの補助NOより参照]と表示します。
貸方税区分 [貸方勘定科目NO]の[勘定科目マスタ]-[税区分]がデフォルトで表示されます。
手修正することが可能です。
集計部門区分 部門ごとに集計したデータを出力したい場合に設定します。
案件部門、担当部門、配置部門で集計することができます。
集計部門コード

[集計部門区分]を入力することで、[集計部門コード]を設定することができるようになります。
[部門マスタ]-[その他]-[コード1~6]で、同じ値が設定されている部門ごとに集計します。

集計単位1~10 設定することで、科目を[集計単位]ごとに分けて出力できるようになります。

例:[集計単位1]に[請求先親番]と設定した場合
  科目名[基本金額]を請求先親番で分け仕訳データを出力します。
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集計日付1~2 設定することで、科目を[集計日付単位]ごとに分けて出力できるようになります。

例:[集計日付1]を[回収予定日]と設定した場合
  科目名[基本金額]を回収予定日ごとに分け仕訳データを出力します。
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集計キー 設定することで、同一の文言が登録されている科目を1つにまとめて出力します。
任意の文言を登録することができます。

例:健康保険関係の科目をまとめたい場合
  科目名[健康保険][介護保険][社保調整]を[集計キー]でまとめて出力します。
WS000251.PNG
摘要 任意の文言を出力することができます。
[仕訳設定 置き換え文字一覧]を使用することができます。

WS000208.PNG
出力項目1~20 [仕訳データ作成]で任意の文言を出力することができます。
[仕訳設定 置き換え文字一覧]を使用することができます。