概要
案件に設定されたレンジ時間を元に補正処理で請求金額の減額・増額が行われます。
イメージ図
・所定労働時間8時間 所定日数19日 レンジ請求時間:152H~160Hの場合
目次
・事前設定
・得意先マスタの設定
・案件入力の設定
・補正処理確認画面
・勤怠入力画面(補正処理後)の表示について
・就業時間のレンジと採用なしを併用する場合
事前設定
得意先マスタの設定
得意先に補正の設定を行います。
詳細は[得意先マスタ]-[算出]-[時間外]をご確認ください。
この設定により[請求計算処理]時に請求金額に補正処理が行われます。
案件入力の設定
案件入力で就業時間レンジ設定を行います。
①[就業条件]-[就業条件1]-[就業時間レンジ]が表示されていますので、そちらに所定時間幅を入力します。
②請求レンジ減額の設定を行います。
①の設定時間に就業時間が満たない場合、減額する金額を設定します。
マイナスの値で入力して下さい。
補正処理確認画面
[請求計算処理]実行時、補正対象者がいる場合確認画面が表示されます。
上限時間を超えた残業補正については、残業単価×オーバーした基本時間で計算されます。
補正時間や補正金額に問題がなければOKをクリックし、処理を続行してください。
項目名 | 項目説明 |
補正対象者情報 |
補正対象のスタッフに対して適用される補正情報が表示されます。 |
勤怠入力画面(補正処理後)の表示について
[請求計算処理]実行後、勤怠入力画面残業補正時間に処理された補正データが表示されます。
所定内152~160時間、実働時間155時間の場合
残業補正は発生しません。
所定内152~160時間、実働時間164時間の場合
残業補正列に4Hの時間が表示されます。
就業時間のレンジと採用なしを併用する場合
得意先マスタの時間外の設定は1つしか登録することができません。(残業45H超、65H超除く)
同一の得意先で[就業時間のレンジ]と別の時間外(採用なしなど)を併用したい場合は、得意先NOを分けて登録し、運用していただく必要がございます。
例)【得意先-時間外-就業時間レンジ】
【得意先-時間外採用なし】