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Q.各種手当を単価×時間で算出することはできますか?
例) 交通費を〇円×勤務時間で算出したい
基本給の○%で退職金を算出したい など
A.可能です。以下手順で設定を行ってください。
以下、退職金の単価を「基本給(時給)×6%」、退職金を「退職金の単価×基本勤務時間」で算出する場合を例にご説明します。
[名称マスタ]で支給項目、支給予備単価を登録します。
退職金を算出する項目を作成します。
①[名称マスタ]-[案件]-[カテゴリ名:支給予備単価]を登録します。
※支給予備単価1~5のうち、使用していない項目に登録してください。
②[名称マスタ]-[給与]-[カテゴリ名:支給項目]に退職金の項目を登録します。
※支給項目1~20のうち、使用していない項目に登録してください。
[対象単価]には、①で登録した支給予備単価を登録します。
今回の例の場合、基本給(時給)をベースに退職金を算出するため、[処理単位]は[時間(基本)]で登録します。
[システムマスタ]で支給割合を設定します。
[システムマスタ]-[システム設定]-[計算/端数処理等]-[支給:支給割合]で、支給予備単価の支給割合を設定します。
今回の例の場合、基本給(時給)×6%を退職金の単価とするため、割合は[6(%)]と登録します。
[案件入力]で支給項目の単価を登録します。
[案件入力]で案件を登録します。
[基本単価・期間配置スタッフ]で[支給基本単価]を入力すると、[名称マスタ]、[システムマスタ]の設定に沿って[支給予備単価(退職金の単価)]が算出されます。
◎参考◎
支給予備単価は、直接入力することもできます。
定額×勤務時間で交通費を算出したい場合など、自動算出が不要な場合は[システムマスタ]の設定をせずに[案件入力]で単価を入力してください。
[勤怠入力]で、勤務時間に応じた金額が算出されます。
[勤怠入力]で、[名称マスタ]、[システムマスタ]の設定に沿って[支給項目(退職金)]の金額が自動算出されます。