所定内残業の設定はできますか?

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Q.所定内残業の設定はできますか?

 

A.可能です。以下手順で設定を行ってください。

所定時間より短い契約時間の案件で残業が発生した場合、「所定時間までの残業金額(下図の青背景部分)」を任意に設定することができます。

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以下手順で設定・登録を行ってください。

  1. [システムマスタ]で所定内残業の設定を行います。
  2. [案件入力]で勤務体系、所定内残業単価を登録します。
  3. 実働時間に応じて所定内残業金額が算出されます。

 

[システムマスタ]で所定内残業の設定を行います。

[システムマスタ]で以下2つの設定を行います。

[システムマスタ]-[運用設定]-[案件]-[(所定内)残業単価を使用する]のチェックを付けます。

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[システムマスタ]-[システム設定]-[計算/端数処理]-[支給割合]、[請求割合]の設定を行います。
 [(所定内)残業]の割増率を設定してください。

例) 所定内残業の場合に割増が発生しないのであれば、[100(%)]と入力します。
   所定内残業の場合割増が発生するのであれば、割増率を入力します。

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◎参考◎
[請求割合]については得意先ごとに設定が可能です。
[得意先マスタ]-[算出]-[計算端数処理等]-[請求割合]を設定してください。

 

[案件入力]で勤務体系、所定内残業単価を登録します。

[案件入力]-[就業条件]-[就業条件1]で[勤務体系]を登録します。
[契約時間]は[所定時間]より短い状態としてください。

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続いて、[基本単価・期間配置スタッフ]で[支給基本単価]を入力します。
[支給(所定内)残業単価]には、[支給基本単価]に[システムマスタ]で設定した[支給割合]を乗じた額が自動算出されます。
[請求(所定内)残業単価]も、[請求基本単価]を入力することで同様に算出されます。

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◎参考◎
[○○(所定内)残業単価]の項目が表示されない場合は、[共通操作]-[並び、列幅、列移動のリセットについて]-[列幅を初期状態に戻す]を行ってください。
非表示となっていた項目が表示されますので、上記の項目があるか最右部までご確認ください。

 

実働時間に応じて所定内残業金額が算出されます。

[勤怠入力]-[抽出結果]に実績を入力していきます。
残業が発生した日について、所定時間を超えない残業は[(所定内)残業時間]、[(所定内)残業金額]に自動算出されます。

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所定時間を超えて残業した場合は、以下の通り算出されます。
・所定時間内の残業(下図赤枠):[(所定内)残業時間]、[(所定内)残業金額]に自動算出
・所定時間外の残業(下図青枠):[残業時間]、[支給残業時間]に自動算出

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◎参考◎
[(所定内)残業時間(○○)]、[(所定内)残業金額(○○)]の項目が表示されない場合は、[共通操作]-[並び、列幅、列移動のリセットについて]-[列幅を初期状態に戻す]を行ってください。
非表示となっていた項目が表示されますので、上記の項目があるか最右部までご確認ください。