概要
有休の付与や消化、喪失などの有休データを管理する機能です。
以下のように、各機能での処理をもとに有休台帳データが作成されます。
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有休の付与
[有休計算処理]を行うと有休基準日ごとに新しい有休台帳が作成されます。
作成された有休台帳に付与日数を自動反映します。 -
有休の消化
[勤怠入力]で[出勤区分(支給):有休(**)]が使用されたときは有休台帳にリアルタイムに反映します。
どの勤怠で有休が使われているのか、簡単に確認することができます。 -
有休の喪失
[有休喪失処理]や[退職処理]によって、有休残日数を喪失したデータを自動で作成します。 -
有休の消滅
[有休計算処理]を行った日時点で有休付与日から2年を経過した有休日数が消滅します。
上記の他、有休日数調整などの手入力や有休台帳の新規作成も可能です。
操作方法につきましては[有休台帳-操作ガイド]をご確認ください。
タブ名 | 説明 |
共通項目 | スタッフNOなどが表示される画面です。 |
実績 | 有休の使用状況に関する項目が配置されています。 |
詳細 | 勤怠実績や契約条件に関する項目が配置されています。 |
その他 | 有休NOや備考の入力欄が配置されています。 |
共通項目
No | 項目名 | 項目説明 |
① | 有休基準日 |
[有休計算処理]-[抽出結果]-[今回有休基準日]を反映します。 [スタッフNO]を入力し[新規]ボタンを押下した新規登録モードの時のみ活性化します。 |
② | 有休台帳検索 | […]を押下すると、[有休台帳検索]を開きます。 |
③ | 新規 | 押下すると有休基準日が入力可能となり、新規登録モードとなります。 |
④ | 有効期限 | 該当の有休台帳の有効期限を表示します。 有休基準日の2年後の前日を表示します。 例) 有休基準日が「2023/04/01」の有休台帳の場合、有効期限は「2025/03/31」となります。 |
⑤ | 有休付与日数 | [有休計算処理]-[抽出結果]-[付与日数]を表示します。 |
⑥ | 有休台帳一覧 | 作成された有休台帳を一覧で表示します。 |
実績
No | 項目名 | 項目説明 | ||||||||||||||||||||
① | 有休明細 | 有休の使用状況を明細で表示します。 明細は手動で追加することができます。
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② |
有休日数合計 |
有休明細のデータもとに、[使用区分]ごとの日数/時間合計を表示します。
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使用区分一覧
[実績]-[使用区分]は、各機能での処理状況に応じて表示が変わります。
また、勤怠データとの整合性を担保するため、明細の編集・削除ができない使用区分があります。
下表にてご確認ください。
使用区分 | 該当の使用区分となる条件 | 編集 | 削除 |
申請 |
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不可(※) | 不可(※) |
消化 |
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不可(※) | 不可(※) |
消滅 | [有休計算処理]で作成された有休消滅のデータ | 可能 | 可能 |
喪失 | [有休喪失処理]や[退職処理] で作成された有休喪失データ | 可能 | 可能 |
調整 | 手入力のときのみ使用する使用区分です。 ※有休残が時間のみだった場合の有休の切り上げなど、有休残日数を調整する場合に使用 |
可能 | 可能 |
(※)手入力で作成した[勤怠NO]が空欄の明細については、編集・削除が可能です。
詳細
No | 項目名 | 項目説明 |
① | 全労働日 |
[有休計算処理]-[全労働日]を反映します。 手修正が可能です。 |
② | 出勤日数 |
[有休計算処理]-[出勤日数]を反映します。 手修正が可能です。 |
③ | 出勤率 | [出勤日数]÷[全労働日]×100で算出された出勤率を表示します。 [出勤日数]や[全労働日]を修正すると、リアルタイムに再計算されます。 |
④ | 契約条件 | [有休基準日]時点の[スタッフマスタ]-[有休]のデータを、算出根拠として表示します。 ※有休計算処理で作成した有休台帳の場合:有休計算処理後の週所定労働日数、計算後の週所定労働時間を算出根拠として表示します。 |
その他
No | 項目名 | 項目説明 |
① | 有休NO |
[有休計算処理]または新規登録時に自動採番されます。 常に不活性で入力はできません。 |