案件入力に[休憩時間の管理方法]のコンボボックスが追加されました。

改修背景

これまで「コンプライアンス帳票には休憩時間帯を出力するが、勤怠は休憩時間数で管理する」という運用がしにくい仕様となっていたため、今回の改修で改善します。


 

目次

 

 

変更内容

◆動作の変更-概要

これまでは、[案件入力]で[休憩時間帯]を登録すると

  • コンプライアンス帳票に休憩時間帯を出力する。
  • [勤怠入力]に[休憩時間帯]が反映する。
    このとき[基本休憩時間]、[残業休憩時間]、[深夜休憩時間]が入力できなくなる。

という動作になっていました。
改修後は、[案件入力]で[休憩時間帯]を登録していても、[勤怠入力]では休憩時間数で管理することができるようになります。

 

 

◆案件入力の変更点

  1. [NEO]-[勤怠]-[休憩時間帯を表示する]のチェックボックスは削除されます。
  2. [案件入力]-[その他]-[運用方法]-[休憩時間の管理方法]を追加します。
    [名称マスタ]-[勤怠]-[勤怠備考3:名称]に[休憩時間帯]と登録されている場合に表示されます。

Frame 1 (88).pngFrame 2 (79).png

 

!バージョンアップ時の注意点
バージョンアップ後、既存の案件データは以下の通り置き換わります。
・[休憩時間帯を表示する]がチェックONの案件:[休憩時間の管理方法]は[休憩時間帯]となります。
・[休憩時間帯を表示する]がチェックOFFの案件:[休憩時間の管理方法]は[休憩時間数]となります。

 

◆勤怠入力の変更点

[案件入力]-[その他]-[運用方法]-[休憩時間の管理方法]の設定によって、[勤怠入力]の表示は以下の通りとなります。

 

休憩時間の管理方法:休憩時間帯の場合

  1. [案件入力]-[就業条件]-[就業条件1]-[休憩時間帯]を[勤怠入力]-[休憩時間帯]、[休憩時間帯(申請)]に反映します。
  2. 休憩時間帯をもとに休憩時間数を算出するため、以下項目は不活性となります。
    ・[基本休憩時間]
    ・[残業休憩時間]
    ・[深夜残業時間]

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休憩時間の管理方法:休憩時間数の場合

  1. [案件入力]-[就業条件]-[就業条件1]-[休憩時間帯]が登録されていても、[勤怠入力]-[休憩時間帯]、[休憩時間帯(申請)]には反映しません。
  2. [基本休憩時間]、[残業休憩時間]、[深夜残業時間]は入力することができます。

Frame 4 (58).png

!バージョンアップ時の注意点
①バージョンアップ時、既存の勤怠データは上記仕様の通りに更新されることはありません。
②バージョンアップ後に新規登録した案件、[案件入力]で[休憩時間の管理方法]を更新した案件は上記の通り勤怠データが更新されます。

!バージョンアップ後の注意点
以下のNEO勤怠打刻を使用している場合、[基本休憩時間]の設定値が以下の通り変わります。
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・改修前:[案件入力]-[就業条件]-[就業条件1]-[休憩時間帯]から休憩時間を算出し設定
・改修後:[案件入力]-[就業条件]-[就業条件1]-[基本休憩]を設定

その他、詳細は[案件入力]-[NEO]-[その他]-[運用方法]-[休憩時間の管理方法]をご確認ください。