得意先マスタの丸め情報で[合計]-[請求時間計算区分]を10進数にしても[時間]×[単価]になりません。

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Q.得意先マスタの丸め情報で[合計]-[請求時間計算区分]を10進数にしても[時間]×[単価]になりません。

 

A.得意先マスタの[丸め情報]-[明細]の[請求時間計算区分]の設定をご確認ください。

60進数では時間を[分数]に変換し、10進数では分数を[時間]に変換して1日の勤務時間の算出を行います。

■60進数の場合:勤務時間=5時間×60+10分=310分
■10進数の場合:勤務時間=5時間+10分÷60=5.167時間


明細の設定が[10進数]となっている場合、勤怠の各明細の時間も[10進数]で計算を行います。
時間合計のみを[10進数]としたい場合は、[明細]-[請求時間計算区分]を[60進数]に設定してください。

 

例:勤務時間:5時間10分、9日勤務(46時間30分)、時給単価450円の場合

[明細]、[合計]ともに[10進数]で丸め情報を登録している場合

  • 1明細の勤務時間:5.167時間
  • 9日間の合計時間:46.503時間(5.167×9日間)
  • 合計金額:46.503×450=20,927円

 

[明細]を[60進数]、[合計]を[10進数]で丸め情報を登録している場合

  • 1明細の勤務時間:310分
  • 9日間の合計時間:46.5時間(60進数時間2790分を10進数時間へ変換)
  • 合計金額:46.5×450=20,925円


※10進数の場合、得意先マスタで設定した[請求時間端数区分]、[時間端数区分]で小数点第〇位以下の処理が行われます。この例では小数点第3位、時間端数区分を[切り上げ]で算出しています。